日本大学重量挙げ部の63歳の元監督が、授業料などが減免される特待生として入部が決まっていた高校3年生の保護者に対してうその書類を示し、本来、免除されている授業料などの名目で金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕されました。 警視庁は元監督が特待生の保護者から10年間でおよそ3800万円を不正に受け取っていたとみて捜査を進めています。 逮捕されたのは日本大学重量挙げ部の元監督で東京 狛江市の難波謙二容疑者(63)です。 捜査関係者によりますと元監督は2022年12月、入学金や授業料が減免される特待生として入部が決まっていた2023年度入学予定の高校3年生4人の保護者に対し「減免は2年目以降」などと説明するうその入学案内や請求書を送り、本来免除されている初年度の授業料などを名目にあわせて205万円をだましとったとして詐欺の疑いがもたれています。 元監督はコーチに命じて生徒への入学案内の中から
