国道153号線の伊勢神トンネルのすぐそば、旧道に設けられている旧伊勢神トンネル。車1台が走行するのがやっとな幅の狭いトンネルをWRカーが猛スピードで駆け抜けていく様は、SS2の際にSNSでも取り上げられ注目を集めていた。 SS2では、そんな伊勢神トンネルの出口でWRC2のカエタン・カエタノビッチがクラッシュ。大きなダメージを負いリタイアすることとなった。彼にとってはWRC2の逆転タイトルが懸かっていただけに痛いリタイアとなったが、その他のドライバーも手を焼いていたようだ。 SS2をトップと13.4秒差の6番手でフィニッシュした勝田貴元(TOYOTA GAZOO Racing WRT Next Generation)も、トンネルをかなり慎重に走ったことで大きくタイムをロスしたと語る。 「トンネルでほとんど止まるくらいまでスピードを落としました。僕以外もそうしたと思いますし、そこでリスクを負っ
