アメリカの構造エンジニアであるウィリアム・ルメジャーは、ボストン市庁舎やシンガポールのAXAタワーなど、さまざまな建築物の設計に携わった人物です。そんなルメジャーが、「自分が設計したニューヨーク市マンハッタンの超高層ビルが嵐で倒壊するかもしれない」と気付いた時、一体どうしたのかについてまとめた動画がYouTubeで公開されています。 The Most Dangerous Building in Manhattan - YouTube 1960年代、金融大手のシティコープ(現シティグループ)がマンハッタンに新しい本社を建設しようとしていました。 ちょうど付近の街区全体が売りに出されていましたが、その一角にはセント・ピーター福音ルーテル教会という古い教会がありました。シティコープが交渉したところ、教会は立ち退きを拒否。 その代わり教会側は、古い教会を新しいものに建て直し、シティコープのビルとは
