ホーム > ニュース総合 > 特集・コラム > 数土直志の「月刊アニメビジネス」 > 【数土直志の「月刊アニメビジネス」】「ガンダム」の革新、両面作戦で成功した「ジークアクス」 1月に劇場先行版が公開され、4月からテレビシリーズがスタートした「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」が大人気だ。シリーズの冒頭を異なるかたちで再編集した劇場先行公開後、テレビ・配信で展開をする。新エピソードが放送されるたびに、SNSのトレンドは大賑わいだ。 人気の秘密は時代のトレンドを見たキャラクターデザインと従来の宇宙世紀シリーズを平行世界とする独自ストーリー展開だ。これまでのシリーズを知らなくても作品に入りやすい。 一方で往年の「ガンダム」ファンは、意表のついた展開や作品に散りばめられたお馴染みのキャラクターやメカニックの登場に歓喜する。一昨年の「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に続くシリ
