著名投資家ジョージ・ソロス氏が支援する政治団体が、共和党の牙城(赤い州)とされるテキサス州を民主党寄りに変える取り組みに力を注いでいる。 個人から広く政治献金を募る政治活動委員会(PAC)の一つ、「テキサス・マジョリティーPAC」は、ソロス氏から昨年300万ドル(現在の為替レートで約4億3400万円)、今年4月にも100万ドルの資金提供を受けた。テキサス州民主党と連携し、州全域で候補者やボランティアを募る新たなキャンペーン「ブルーテキサス」を始動する。 テキサス・マジョリティーPACは、8桁(数千万)単位の資金投入を予定するが、ソロス氏がどの程度の追加資金を投じるか明らかでない。キャンペーンについては、米紙ウォールストリート・ジャーナルが先に報じていた。 PACのディレクター、キャサリン・フィッシャー氏は「テキサス史上最大の民主党有権者の動員」に協力を呼びかけた。 2026年の上院中間選挙
