6月、値上げされる食品は、1900品目を超えることがわかりました。調査した会社では、ことし1年間で値上げされる食品が2年ぶりに2万品目を超える可能性が高いとしています。 のりの値上がりも続いていて、コメの価格高騰の影響も受けるおにぎり専門店では「死活問題」として対応を模索しています。 後段では専門家に取材した「消費者への影響」や「節約のポイント」について紹介しています。 養殖のり 記録的な不作続き値上げに 漁業者などで作る団体、全国漁連のり事業推進協議会によりますと、養殖ののりは、2023年度までの2年度連続、記録的な不作となっていてのり製品の値上げにつながっているといいます。 協議会によりますと、全国で販売されたのりの枚数は、2023年度までの2年度は、およそ50億枚で、2021年度の76%ほどに減少しました。その後、昨年度は少し回復し、60億枚ほどとなりました。 生産者の出荷価格は昨年
