日本時間の28日午後発生した、ミャンマー中部を震源とするマグニチュード7.7の大地震では、激しい揺れに見舞われた第2の都市マンダレーや首都ネピドーなどで大きな被害が出ています。 ミャンマーで実権を握る軍は、SNSでこの地震でミャンマー国内で1007人が死亡し、2389人がけがをしたと伝えました。 現地では、発生から丸1日がすぎましたが、いまも各地で倒壊した建物などの下に取り残されている人が多数いるとみられ、軍や地元当局などが救助活動を続けているものの、被害の全容はいまだに明らかになっていません。 また、ミャンマーにある日本大使館によりますと、マンダレーで日本人2人がけがをして病院で治療を受けたということですが、命に別状はないということです。 一方、この地震で、隣国タイの首都バンコクでも建設中の高層ビルが倒壊し、地元当局によりますとこれまでに8人が死亡し、70人以上と連絡がとれなくなっている
