
望遠レンズを使用する理由 普段は広角から標準で撮影することが多いのですが、夏になると望遠レンズで撮影することが多くなります。理由としては二つです。 【1】入道雲と人の構図が撮りやすい 【2】玉ボケが撮りやすい それでは一つずつ、作例を挙げながら説明していきます。 入道雲と人物の撮影方法 Nikon Z 5 + NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 115mm 1/1250 f8.0 ISO160 入道雲の形は1秒ごとに変化をしていきます。縦に伸びる雲もあれば、横に広がり消えていったりとさまざまです。そのため、美しい入道雲の形を逃さないためにも、さまざまな画角で撮影ができるズームレンズがおすすめです。 また、人物を主題にする際に背景に大きな入道雲があるとより夏らしさを演出することができます。そこで活躍するのが、望遠レンズによる「圧縮効果」です。 圧縮効果とは ▼130mm
はじめに 皆さんは人物を撮影する際、レンズは何ミリを選びますか? 私は超広角レンズ(14-24mm前後)をよく使用しています。 超広角レンズは要らない部分が写りすぎてしまう、背景がボケなくて使いこなし方がわからない、歪みによって違和感が生じてしまうなど、いろんな悩みをよく聞きます。 しかし、私にとって超広角レンズは非日常の世界を作り出すための必需品。魅力や使い方を理解し、たくさんの方に超広角ポートレートに挑戦してみてほしいです。 歪みをあえて利用する 私は人物の全身を入れて撮る際に超広角レンズをよく使用します。縦構図で脚が画面の端に入るようにした場合、レンズの歪み効果によって脚を長く見せることができます。逆に中心部分は縮んで写るため、顔の部分は中心に配置すると小顔効果を得ることができます。 私は自分自身を撮影するセルフポートレート写真家として活動しています。しかし、モデルのような体型ではな
買いました。ニコンの一眼レフユーザー(およびミラーレスのZシリーズでまだおいしい焦点距離のマクロレンズが出てないねぇとお嘆きのアナタ)にしか刺さらない話なんですが、模型を撮影するならMicro NIKKORの40mmなんじゃないかという結論じみたものが出たのでそうしたらとても幸せ度が増したぞというわけです。 なにしろ安い。安いというのは品質がそれなりということです。持った瞬間伝わってくる軽さ、そしてピントを合わせようとすると繰り出される前玉。でもこれがnippperで毎日毎日模型の写真をとるのに適していると確信したのです。なぜか。家には本当に嫌になるほどレンズがあって、それぞれに特徴があり、高価なものには当然高い理由があるわけですが、この安くて小さくて軽いレンズじゃないとしっくりこないポイントがあったからなんですよ。 そもそもNikonにはAPS-Cサイズのセンサーだと90mm換算になる6
ところで、 テーブルの上などでおこなう小物の商品撮影では、 何ミリレンズを使うべきなのか!?(まずはフルサイズカメラでのお話) 最初に思いつきそうなのは、マクロレンズ でしょう。 で、マクロレンズをネットで調べてみたりすると、「最初は、100mmのマクロレンズを選ぶべし」という情報をちらほらみます。そんな情報をみて、100mmマクロレンズを買っちゃった人もいらっしゃるかとおもいます。 まぁ、100mmマクロは、お花の撮影とかには良いでしょうけど、商品撮影ではどーなのか?本日はそれを探ってみたいとおもいます。 ただ、100mmマクロレンズの持ち合わせがないので、 代わりに、90mmレンズと60mmマクロレンズ で話を進めていきます。 被写体には、誰もが大きさがわかる「カビキラー(詰替用)」。※つまんないものでスンマセン.. 2本のレンズでだいたい同じ大きさに撮ってみました。 どちらのレンズも
映画「キングダム2 遥かなる大地へ」 撮影監督・制作スタップが語るスペシャルトークショー 撮影監督 佐光 朗 氏(J.S.C.) 照明技師 加瀬 弘行 氏 特機担当 松田 弘志 氏 DIT/カラリスト星子 駿光 氏 ※本セミナーは、2022年8月5日にソニーストア銀座にて開催されたイベントのアーカイブ動画です。 佐光様 今回VENICEを使うというのは、過去の経験からこの作品に適していると考えた上で、監督とプロデューサーに伝えました。今まで長編でVENICEを5作品、その間にフィルムで1作品撮っていますが、VENICEは一度も故障なく使えています。それまでいろいろ他のデジタルシネマカメラも使いましたが、不安定さのあるカメラだと、一発勝負のシーンで安心できず、複数台用意することがありました。信頼性が低いと、どうしても余計なことに気を使わなくてはならなくなります。撮影部としてはレンズ前に集中し
BCL-1580 15mm F8.0 1/30秒 ISO160 1円玉より薄い!?オリンパスのボディーキャップレンズBCL-1580を買ってみたので、早速試写してみました。あまりにも薄いレンズなので、もしかしたら「画面が白っぽくなってコントラストが低くて、シャープさのかけらもないボヤボヤな写真になったりするのでは?」と心配していました。 実際に撮影してみればすぐにレンズの実力はわかるので、早速撮影に行ってきました。オリンパスの「ボディーキャップレンズ BCL-1580」は、15mm(35mm判換算で30mm) F8.0の広角レンズです。28mmの広角レンズに慣れている人にとっては、違和感なく使える画角です。 さて、どれほど実用的な写りをするのでしょうか。 近接撮影は見事! まずは、MFレバーを最短30cmに合わせて、近接撮影をしてみました。レンズが薄いので、あまりシャープには写らないと思っ
今月に見た写真展の中で最も印象が強かったものの1つが、接写写真ばかりの写真展だ。友人から案内されて訪れたのだが、普段見ている野菜なども大きくクローズアップして見せれば、全く違った表情を見せるということに感銘を受けた。 すぐ影響を受けやすいのが私の悪いクセなのだが、どうせ真似するなら「普通のマクロレンズ」での撮影でなく、もっと大きく写してやろうと考えた。 一般のマクロレンズは1倍(または等倍)、つまりイメージセンサーに写るサイズと、被写体のサイズが等しくなるのが最大だ。実際にはそこからプリント時に拡大してみせることになるのだが、これ以上に拡大して撮影する方法はなかなかない。 マクロレンズ+接写リング、という手段よりも大きく写せる方法として、レンズを逆付けするという手段がある。フードなどを取り付ける前方をカメラボディに、そしてマウント部となっているレンズ後方を被写体に向けて撮影するテクニックだ
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