では、16Personaritiesにはどの程度の信憑性があるのだろうか。 「信憑性があるかないか、それすら不明というのが答えです。無料で受けられる診断は、広告収入や情報商材の販売によって回収できる範囲でのコストで制作されています。また16Personaritiesのサイトには、診断の信頼性や妥当性を担保する情報が少なく、どのような根拠や理論で作られているのかの詳細な中身はわかりません。 一方で、例えば遺伝子検査や出生前診断は有料ですよね。人生が左右されるような診断は、専門家の監修でコストをかけて行われます。心理学に基づく検査も同様で、本来は臨床心理士や公認心理士のもとで受けます。本人にとって非常につらい結果が出た場合や、社会的な支援を受ける必要が出てきた場合、専門家のもとで対応しなければならないからです」 実際、公式の日本MBTI協会では、有料セッションを提供している。MBTIのメソッド
