Oracle Databaseのバックアップ方法は論理バックアップと物理バックアップに大別されます。 論理バックアップとはDataPump expdpやexpコマンドを使用して、データベースに格納されたデータをエクスポートする方法です。復旧時はエクスポートしたデータをインポートします。 一方、物理バックアップは、データベースを構成するファイルをコピーするバックアップ方法です。復旧時はコピーしておいたファイルを元の場所に戻し、リカバリ処理を実行します。 01.論理バックアップの注意点 論理バックアップでは、DataPump expdpやexpコマンドでデータをエクスポートしてバックアップデータを取得します。大量のデータをエクスポートする場合、データ間の一貫性を確保することは難しい場合があります。 また、論理バックアップを用いた復旧は、エクスポートしたデータをインポートすることで実現されるため