フジテレビの親会社、「フジ・メディア・ホールディングス」は30日、昨年度(2024年度)1年間の決算について最終損益の見通しを下方修正し、2008年に認定放送持株会社に移行して以来、初めて最終赤字に転落するという見通しを発表しました。 フジ・メディア・ホールディングスは、30日、昨年度1年間の決算について最終損益の見通しを下方修正し、これまでの98億円の黒字から201億円の赤字に転落すると発表しました。 最終赤字となるのは2008年に認定放送持株会社に移行して以来、初めてです。 これについて会社は、フジテレビが保有する固定資産の減損処理を行ったことに伴って特別損失を計上したことや、将来、収益があがることを前提に計上している「繰延税金資産」を取り崩したことなどを業績悪化の理由にあげています。 さらに、次期経営体制について、大株主の投資ファンドが独自の候補者を提案する中、会社は、次の会長の候補
